こんにちは!モリダイ(@Mori2nd)です。
僕が住んでいる岡山ではIT系開発者の勉強会やコミュニティ活動が活発に行われていて、その中でも大きなイベントといえばオープンセミナー岡山があります。
2016年のオープンセミナー岡山は「スマホ祭り」と題して、スマートフォンをテーマに様々なプレゼンが行われることになりました。
僕は都合により途中までの参加でしたが、いろいろと有意義でした。内容や感想などをまとめてご紹介します!
2016年オープンセミナー岡山の参加レポート
テーマはスマホ祭り
オープンセミナー岡山はソフトウェア技術をテーマにした無料セミナー。このセミナーの企画・運営は、技術系ユーザコミュニティのボランティアにて開催されています。
毎年テーマを変え様々なセッション(プレゼン)と展示が行われているんです。
僕も参加した2015年のオープンセミナー岡山はセルフブランディングをテーマにしていました。
そして、今年2016年は「スマホ祭り」と題して、以下のような内容がテーマ(開催概要)になっています。
iPhoneやAndroidに代表されるスマホは、国内市場で販売され始めた頃に比べて大幅な進化を遂げ、既に広く一般も普及しました。
その進化に伴い、アプリやWebサイトの構造やデザインも大きく変化しています。プログラマやデザイナ等、アプリやWebサイトの作成に携わる開発者にとって、スマホ対応のスキルは必須と言っても過言ではないでしょう。
そこで「スマホ祭り」と題し、現代のスマホを取り巻く環境を再確認できる場を設けることにしました。今回のイベントを通して、スマホの最新事情について改めて見直すきっかけにしていただければ幸いです。
引用:オープンセミナー2016@岡山 開催概要より
さらに、今回スマホがテーマということでいろいろな縁が繋がり、僕が主催メンバーとして関わっている「岡山スマホユーザー会(岡スマ)」にも登壇の声をかけていただきました。ありがたいです。
岡山スマホユーザー会からは「2016年以降のスマホ動向」を紹介
岡スマからの発表ですが、主催メンバーのチー(@ktoi_chi)さんが代表して登壇してくれました。
タイトルは「スマホはもう古い?SEが感じた2016年以降のスマホ動向」です。しかもトップバッターでした。
岡スマの参加者はチーさんや僕のようなSE・開発系の人もいますが、それ以上に一般ユーザーの方が多いです。職種についても多種多様ですね。
そういったユーザーの方々の声や自分たちの利用状況などを踏まえ、今後の動向についての考察をプレゼンしてくれました。
既に登壇者のチーさんが参加レポートを書いてくれていて、発表内容などがまとまっています。ぜひご覧ください。
個人的なスマホ・タブレット・PCの関心度は?
個人的にもタブレットはiPad Air2を購入して、モバイル活用を意識して一体型キーボードも買ってみました。
ただ、多くのことを行おうとすると、OSの仕様などで入力操作がボトルネックになってくるんですよね。資料作成などゴリゴリ使う分にもまだまだ不十分です。そうなるとやはりPCを持ち歩きたくなるんです。
そういう点ではMicrosoftのSufaceやSufaceBookなどはタブレットとPCの融合というか利点を生かした端末になっていると言えそうです。SIMが直接刺せたり、タッチペン操作などタッチ操作ができるディスプレイだったりなど。
今後はこのような形でのPC回帰・復権が起きてくるのかなと。
そして、スマホに関しては手のひらサイズのパーソナルコンピューターという今までのスタンスのまま、利用し続けると感じています。
基本的な機能としてはすでに十分なものがあるため、新たなワクワク感というものは減っているのかもしれませんが、やはり無くてはならないものです。
電話以上に地図や天気、乗車時刻を調べたりなどはすごくスマホを利用していますから、これが無かったらとたんに不便な生活になっちゃいますよね。
ウォッチ系デバイスはまだ始まったばかりなので、連携先としてのスマホ活用は新たな楽しみでもあります。
なので自分としての関心度はスマホ=>PC>>>タブレットといった感じ。まだまだスマホには注目しています。
岡山の人によるセッション、身近なテーマで興味深かった
午前中のセッションは岡山の人によるもの。いろいろな面で自分との関わりのある分野・人だったりしたこともあり、身近なテーマとして興味深かったです。
岡山スマホアプリ開発もくもく会(勉強会)
岡山では様々な技術者コミュニティがあるんですが、今回発表してくれた岡山スマホアプリ開発もくもく会(勉強会)はまだ始まったばかりとのこと。
勉強会を開催するにあたっての苦労話や主催してよかったことなどを発表してくれていました。
やはり、スタート時の人集めと場所とりはいろいろと苦労したり、試行錯誤があったとのこと。
また、続けていくうちに多くの方と知り合えたり、関わりを持つ事でプラスの面があったということでした。
僕が関わっている岡スマでも同じような経験があったので、とても共感できるものでした。
ぜひこれからも続けていってほしいです。僕もタイミングがあえば参加してみたいな。
レスポンシブWebデザインとスマホ対応
Webデザインの事例とスマホ対応についての発表。
僕もこうやって自分のブログを運営しているとうこともあり、スマホ対応やWebデザインについては関心があります。
特にスマホ対応についてはGoogleから検索順位に影響があるとアナウンスされているので、このあたりはしっかりと対応しておきたいですよね。
今回はWebデザインとスマホ対応の事例として、
- レスポンジブ
- セパレートURL
- ダイナミックサービング(ファイルを分けるけど、URLは一緒)
の紹介がありました。
僕のブログではWordPressを使っていて、テーマ側でCSSを切り替えています。URLは同じ。こういうのはWebデザイン的な呼び方ではダイナミックサービングになるんですかね?
最近よく使われているのはレスポンシブデザインでしょうか。基本的にはブラウザの幅を変えていくとデザインもそれに合わせて綺麗に収まっていきますよね。
セパレートURLは検索エンジン対策としてはあまり良くないイメージだったので、ほぼ使われていないのかと思っていました。
しかし、登録情報などの入力フォームがあるようなWebサイトでは利便性を考えて、スマホ向けにページを細分化することがあるのだとか。
確かにスマホで一度にたくさん入力するのは難しいので、ある程度ページ遷移したほうがやりやすそうです。新たな発見もあり勉強になりました。
岡山から日本を変えるWebビジネスの成功事例
午前中最後のセッションは岡山のシステム会社、株式会社リゾーム社長 中山 博光さん。WEB・モバイル端末を活用した自社ビジネスの取り組みと共にそれらを支える人材の紹介がありました。
特に興味深かったのはオープンセミナー岡山はもちろん、IT技術者系のコミュニティや勉強会を運営している人たちが人材として集まっているという点。
個人的には仕事での関わりはまだありませんが、勉強会などでの取り組みを見ると大変なこともあるけれど、楽しみながら仕事をしているんだろうなという印象でした。
各人の個性を発揮しながら成長を目指すことと、会社の成長という方向性がうまく融合して、より良い成果に結びついているんでしょうね。
この話を通じていろんな人材が集まる理由と会社の魅力が伝わってきたように感じています。
地元 岡山にこういう会社があるというのがいいですよね。
全体を通しての感想
この日は喉の調子が悪く咳き込んでいたため、午前中までの参加とさせてもらいました。午後のセッションも面白そうだったので残念でしたが、それでも有意義な時間を過ごせました。
それにしても、今回のテーマがスマホということで、岡スマにも声をかけてもらえたのが嬉しかったです。あらためて、実行委員の皆様ありがとうございました。
登壇してくれたチーさんにも感謝しています。最初に声がかかったときに、僕はチーさんが適任だと思ったのでプッシュさせてもらいました。
今や岡スマの顔ともいえるチーさんが登壇してくれることで、オープンセミナー岡山からさらに繋がりが広がったら良いなと思っていたんです。
どうやら実は知り合いだったという人が何人も会場にいて、その中には運営スタッフの人もいたとのこと。そういう出会いがあったことも面白く感じますし、結構世の中は狭いものだと感じました(笑)
ちなみに当日の内容は、こちらのタイムテーブルやTogetterまとめなどでもご覧いただけますよ。
それにしても2016年のオープンセミナー岡山は岡スマとしてもいろいろな縁が繋がってよかったです。
個人的には「Ryoutei 座・スタジアム」での懇親会にも行きたかったので、次回こそは参加したいと思います!