格安SIMのIIJmio(読み方:アイアイジェイ ミオ)は2017年2月に5周年を迎えた老舗のMVNO。グループ含めてモバイルで100万回線を突破するなど、多くの人に支持されているんです。
そんなIIJmio(みおふぉん)を選ぶメリットにはどんなものがあるでしょうか。
ここでは格安SIMの老舗が持つ充実の機能やサポートなど、IIJmio(みおふぉん)の魅力を7つのポイントにまとめてご紹介します。
IIJmio(みおふぉん)選ぶ7つのメリット
ドコモ回線とau回線に対応(マルチキャリア対応)!自分にあったタイプが選べる
IIJmioはもともとdocomo回線を利用した「タイプD」だけの提供でしたが、2016年10月からau回線を利用した「タイプA」が登場しました。
docomo回線とau回線の2種類の回線を選べるMVNO(マルチキャリア対応)は今のところほとんど無いんですよ。
自分の持っているスマホがdocomoの端末だった場合は「タイプD」を、auのVoLTE対応端末(要SIMロック解除)を持っている場合は「タイプA」を選ぶことでスムーズに乗り換えることができます。
対応した端末を持っていない場合やどちらの回線にするか迷っているならdocomo回線を使った「タイプD」がおすすめですね。
テザリングの使用可否など選べる端末の種類は「タイプD」のほうが多いです。
※動作確認済み端末をチェックしてみてくださいね。
データシェアプラン(複数SIM利用)が便利!
IIJmioの契約は以下の3種類から選べるようになっています。
- ミニマムスタートプラン
- ライトスタートプラン
- ファミリーシェアプラン
音声機能付きの契約タイプでは月額1,600円から利用可能なんですよ。(データ通信専用は月額900円から)
なかでもファミリーシェアプランでは高速なデータ通信量10GB分を最大10枚のSIMカードで分け合えることができるんです。
家族で分け合って使うことで、一人ずつで契約するよりお得にすることだってできます。
もちろん一人で複数台のスマホ・タブレットを使いたい場合にも便利ですよ。一台は音声通話が使えるSIM、他はデータ通信専用のSIMといった契約も可能なんです。
ファミリーシェアプラン(10GB)以外のミニマムスタートプラン(3GB)やライトスタートプラン(6GB)でも最大2枚までSIMを使うことができます。
データ通信量はあまり必要ないけど、2台までは使いたいというときに良いですね。
余ったデータ通信量は翌月に繰り越しできる
IIJmioには当月に余ったデータ通信量を翌月に繰り越しできる機能があるんです。
例えば、データ通信量3GBのミニマムスタートプランで、2.4GB(2400MB)を使って残りの600MBが余ってしまった場合、600MBを翌月に自動繰り越ししてくれるんです。
翌月は600MBプラスされて3.6GB(3600MB)まで使うことができますよ。
せっかく使えるデータ通信量なので、無駄を少なくできるのはありがたいですね。
ちなみにデータ繰り越しは翌月までで、ずっと繰り越しされていくわけでは無いので注意してください。
低速状態でも快適に使える!バースト転送機能が利用できる
当月のデータ通信量があまった場合は翌月に繰り越しできることがわかったと思いますが、データ通信量が足りなくなったときはどうなるでしょうか。
その場合でもデータ通信が出来なくなるわけではないんですが、低速状態でしか利用できなくなってしまいます。
多くの格安SIMでは低速状態になると大きく使い勝手が下がってしまいますが、IIJmioでは「バースト転送」機能が利用できるようになっているんです。
「バースト転送」機能は、低速状態でもはじめの一定量だけ高速通信できる機能のこと。
テキストメインのサイトや画像があまりないサイト、Twitterのタイムラインなどであれば高速なうちに読み込みが完了してしまうものもありますよ。
かしこくやりくり!高速・低速通信の切り替えが自由にできる
データ通信量が多いプランを選べばたくさん高速通信を利用できますが、可能な限り料金を節約したいですよね。
そうなると必要なときだけ高速通信が使えるようにして、あとは低速通信に切り替えできたら便利だと思いませんか。
例えば、Twitterのタイムラインでテキストを表示するなど、高速通信ではなくても快適に使えるアプリもあります。
格安SIMの中にはそんな場合でも常に高速通信を使ってしまうものがあって、いつのまにか通信量が少なくなっていたなんてことも。
IIJmioでは高速通信を使用するかどうか、オン・オフの切り替えを自由にできる機能が提供されているんです。
この機能を使えば、高速通信が必要無いときはオフにしておいて、通信量を節約することができるんですね。
先ほどのデータ繰り越しと組み合わせれば、翌月にたくさん通信できるように計画的に利用することもできますよ。
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)アプリで管理が簡単
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)アプリを使えば高速・低速通信の切り替えも簡単。
操作はアプリを起動してスイッチを切り替えるだけ。そのうえ、データ残量もすぐにわかるようになっています。
しかも複数SIMで利用していてもトータルの残量が表示されるので、チェックが簡単ですよ。
スマホ一台あれば他の端末のオン・オフ切り替えができて管理が楽ですね。
誰に電話しても通話料半額!みおふぉんダイアル
携帯電話の一般的な通話料は20円/30秒。格安SIMにすると今までの割引がなくなって通話料金が高くなってしまうのでは?と思うかもしれませんね。
IIJmioではみおふぉんダイアルを使うことで、通話料を50%削減。半額の10円/30秒で利用できるんですよ。
申し込み不要で専用アプリ「みおふぉんダイアルアプリ」も用意されているので、気軽に使いはじめることができます。
電話番号はそのまま相手に表示されるので、安心して使えますね。
みおふぉんダイアルの詳しい使い方は「通話料金が50%OFF!みおふぉんダイアル(IIJmio)で通話代を節約する方法」にまとめていますよ。
通話定額オプションとの組み合わせでさらにお得にできる
それでも頻繁に電話する人はやっぱり心配になるかもしれません。そんな人のために通話定額オプションも用意されているんです。
プランは2種類。みおふぉんダイヤルを使って電話することで、国内通話は誰とでも「3分以内」または「5分以内」であれば何度でも話せるようになっていますよ。
情報提供に積極的、安心して利用できる
IIJmioでは品質の向上・サポートに力を入れていて、情報提供にも積極的に取り組んでいます。
例えば、スマホやタブレット端末の動作確認。新しいバージョンのOSが配信されるとIIJmioのSIMで検証して、動作確認をいち早く報告してくれています。
本日配信されましたiOS 10.2に対応したiPhone/iPadを検証し、動作確認済み端末を更新しました。すべての端末で今まで同様にご利用いただけますので安心してアップデートしてください。https://t.co/jnZNsZHK4T
— IIJmio (@iijmio) 2016年12月13日
iOSはたびたびバージョンしているので、それを安心して利用できるようになるのはありがたいですね。
iPhone・iPadでの動作状況はIIJのエンジニアブログ「てくろぐ」でも見ることもできます。より詳細な情報を知りたい場合はこちらの方が便利です。
Andorid端末についても同じように動作検証を行ってくれています。
Nexus 6、Nexus 9向けAndroid 7.0 Nougatがリリースされましたので、検証して動作確認済み端末を更新しました。タイプDのSIMで今までと同様にご利用いただけます。https://t.co/jnZNsZHK4T
— IIJmio (@iijmio) 2016年10月6日
それからシステムなどの障害が起こった場合にもわかりやすく情報提供してくれているんです。
現在、弊社システムの障害のため、会員専用Webサイトへのログイン、みおぽんの利用、「おうちでナンバーポータビリティ」の開通などの操作が行えない状況となっています。復旧に向けて作業を行っております。お客様にはご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ありません。今しばらくお待ちください。
— IIJmio (@iijmio) 2016年1月17日
その甲斐もあってさまざまな調査機関の調べて高い満足評価を獲得しているんですね。
IIJmio(みおふぉん)のメリットまとめ
いかがでしたでしょうか?IIJmio(みおふぉん)を選ぶメリットをもう一度まとめておきますね。
- ドコモ回線とau回線に対応(マルチキャリア対応)!自分にあったタイプが選べる
- データシェアプラン(複数SIM利用)が便利!家族にも複数台持ちにも
- 余ったデータ通信量は翌月に繰り越しできる
- 低速状態でも快適に使える!バースト転送機能が利用できる
- かしこくやりくり!高速・低速通信の切り替えが自由にできる
- 誰に電話しても通話料半額!みおふぉんダイアル。通話定額オプションも有り
- 情報提供に積極的、安心して利用できる
IIJmioは格安SIMの老舗だけあって、ユーザーが欲しい機能が充実しています。現状にとどまらず、品質の向上やサポートにも力を入れている姿勢も良いですよね。
一人でも複数SIM契約できるのは便利ですし、iOSアップデート時の動作確認はiPhoneユーザーにはありがたいです。
初心者にも安心しておすすめできる格安SIMといえます!
携帯番号を変えずにIIJmio(みおふぉん)へ乗り換えたい場合は、こちらの記事「IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える方法!4つの手順で解説」を参考にしてみてくださいね。