@Mori2ndです。iPhoneの動作が重たくなったときは、アプリを使ってメモリを解放しています。
今回紹介するアプリ「Sysight」は単にメモリ解放をするだけじゃなく、その後に指定したURLを開いたり、URLスキームに対応した別のアプリを起動させたりも出来るんですよ!
豊富なURLスキーム機能
Sysightは起動するとメモリの使用状況やバッテリーの残り容量を表示してくれます。
設定で「空きメモリを表示」させたり、「バックグラウンドで監視」したりもできますね。
ここまでだと単なるシステム監視アプリですが、SysightはURLスキームを使って起動させたときにその真価を発揮するんです。メモリ解放もここからできますよ。
対応しているURLスキームをいくつかピックアップしてみましょう。
まずは通常のスキームです。
▼起動する
sysight://open▼起動後メモリ解放
sysight://free▼起動後メモリ解放して、アプリ自身も終了
sysight://allkill
そして、先ほどのスキームに追加して使えるクエリも用意されています。
・music=[BOOL]
メモリ解放時に音楽を停止するか否かを決定します。
BOOLにYES,true,1等を与える事で、音楽を停止せずにメモリ解放することが出来ます。・redirect=[URL]
作業終了後、[URL]を呼び出します。
Sysightが終了した場合は再起動時に同じURLを呼び出します。
もっと他にもありますので、詳しくはアプリのサポートページを参考にしてみてくださいね。
実際にメモリ解放をしてみたら、500MBほど空きが増えました。
このURLスキームがお気に入り!
これだけ豊富なURLスキーム機能ですが、そのなかでも私が気に入ったURLスキームとクエリはこちらです。
- 起動後メモリ解放して、アプリ自身も終了
- 起動後メモリ解放して、さらにURL(スキーム)から別アプリを起動する
なかでも、「メモリ解放後、さらにURLスキームに対応した別アプリを起動できる」ところがいいですね。
試しに、「メモリ解放→標準の写真アプリを起動」するようにしたら、写真を見たり、探したりするときも動作がスムーズになった気がします。
▼メモリ解放→標準の写真アプリを起動
写真アプリで写真を撮ったり、加工したりしていると重たくなることがあるので、いい感じですよ。
この写真アプリ連携のURLスキームも参考にご紹介しておきます。
sysight://free?redirect=photos-redirect:
▼設定にはMyShortcutsを使いました。
▼通知センターから起動できて便利ですね。
ちなみにこのようにするとメモリ解放後にSafariを起動して、Googleのページを開くこともできます。
sysight://free?redirect=http://www.google.com
いろいろアレンジしてみてくださいね。
「Sysight」は@nyaosan1さんに教えていただきました。URLスキーム連携がほんと便利ですね。ありがとうございました!
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