「WWDC 2014」にて発表された『iOS 8』ですが、いろいろと新機能が盛り込まれていました!その中でもユーザー目線で個人的に気になる新機能をまとめておきたいと思います!
通知センターのデザインを刷新し機能を強化
個人的に通知センターは思い入れのある機能。iOS7になってから少し使いずらい面もあり運用方法を変えていましたが、iOS8になってからまた利用頻度があがりそうです。
新しい機能として、メッセージへの返信などがロックスクリーン上の通知センターから即可能となり、Facebookの「いいね!」などもここからできるように。
そして、ウィジェットの設置などもサードパーティーへ解放されることになりました。これは面白くなりそうですよ。
TouchIDやソフトウェアキーボードをサードパーティーに解放
通知センターのウィジェットもそうなんですが、TouchIDやソフトウェアキボードもサードパーティー製アプリに解放されるようになりました。TouchIDでの認証はスピーディーで簡単なので、これが他のアプリでも使えるようになるのはうれしい。
そして、ソフトウェアキーボード。ATOKは一部関連アプリ内のみで使えてはいましたが、これが他のアプリでも使えるようになるか。他にもGoogle日本語入力など、PC・Macでは定番の文字入力方式が使えるようになると便利そう。
おまけに学習した予測変換機能なんかが各デバイスで同期されるといいんですけどね。今後の展開が楽しみであります。
健康情報を管理できる「HealthKit & Health」
歩数計や心拍計などの機能を搭載したウェアラブルデバイスがいろいろと登場してきていますが、それがますます加速していきそうな予感。
いろいろなデバイスやアプリごとで記録していたものと連携できるようになり、まとめて一つのアプリで管理することができるようです。総合的に健康状態の管理ができるようになりますね。
家族同士での情報共有「Family Sharing」
写真やカレンダー、リマインダーが最大6人で家族間で共有できるように。そして、今まで個別に購入していたアプリや音楽も対象となっていますね。家族持ちにはほんとうれしい機能です。
また、共通のクレジットカードを登録していると、子供がアプリを購入しようとした場合に親側に通知され、許可しないと購入できないような仕組みもあるようです。
iOSデバイスから家電機器を操作可能にする「HomeKit」
手元のiPhoneなどiOSデバイスから家電などを操作できるようになる規格が発表されました。既に同様の製品を発表しているメーカーと協力してこの仕組みを準備しているようです。Siriにも対応。
以前紹介したリモコンデバイス「IRKit」であったような、自宅に帰る前にエアコンを付けて準備しておいたりはもちろん、寝る前に照明を落として、カギが締まっているかチェックしてとか、そんな便利なことができるようになりますね。
おわりに
通知センターが使いやすくなり、ウィジェットやTouchID、キーボードがサードパーティーに解放されることでどんな変革が起きるか今から楽しみです!
「iOS 8」が秋頃リリースされるということはおそらくiPhone6(次期iPhone)もこの頃登場するはず。HealthKitやHomeKitなど規格の概要が発表されたものが、今後どのような形で実際に現われてくるのかも気になっています。いろいろと期待しつつ秋の発表を待つしかないですね!
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